【簡単にER図を作成できます】draw.ioの使い方

【簡単にER図を作成できます】draw.ioの使い方

こんにちは。macco(まっこ)です。

Webアプリなどシステムを構築するためには、データの属性やデータ同士の関係を決める工程があります。

これをデータベース設計(データモデリング)といいます。

データベース設計を行う際にER図を作成する必要がありますが、どのツールやサービスを使ったらよいか、なかなか選定が難しいのも事実です。

そこで今回は、データベースの設計に必要なER図を簡単に作成することができるツールを紹介します。

ER図にあまり馴染みのないかたは、以下の記事が分かりやすいので参考にしてみてください。

やさしい図解で学ぶ ER図 表記法一覧

こんな人におすすめ

  • 業務でデータベース設計をすることになり、ER図を作成しなければいけなくなった
  • ER図設計ツールを探すと色々あって、どれが良いか迷っている
  • 使い続けるかどうかを判断したいので、できれば無料で始められるのがいい

自己プロフィール

ツールを紹介する前に、簡単な自己プロフィールを載せておきます。

  • Webコンサルの支援×Webエンジニアです。
  • 中堅飲食チェーン店の商品データベースをリニューアルする際にER図を作成した経験があります。
  • 最近はデモストレーション用のECアプリ作成時にER図を作成しました。

draw.ioの使い方

ここからは今回紹介するツール「draw.io」について書いていきます。

draw.ioとは

「draw.io」とは、無料で使用できる作図ツールになります。

データベースの設計で作成するER図業務フローネットワーク構成図など色々な用途の図を作成することができます。

特徴は以下のとおりです。

  • 無料で使用できる
  • 会員登録が不要
  • ブラウザ、デスクトップどちらでも利用が可能
  • 使用している人も多い

またGoogleドライブやOneDrive、Dropboxなど各ファイルストレージサービスと連携し作成したファイルを保存することができます。

draw.ioを始める

以下のURLをクリックすると、画面が表示されます。

https://app.diagrams.net/

「Language」をクリックし「日本語」を選択すると日本語表示になります。

デバイスやGoogleドライブなど保存先を選択することができますが、いったん「後で決める」を選択して先に進めましょう。

このような画面が表示されたらOKです。

ER図を書いてみよう

では簡単に「顧客(user)」「注文(order)」の2つのエンティティ(table)を用意して、IE記法で作成してみましょう。

左にあるメニューから好きな図を選択して、右側の図面に移動しましょう。

今回は画像で示している図を、右側の図面の中に移動しましょう。

Tableを「user」、PKのuniqueidを「user_id」row1~row3までを「name」「gender」「age」にしましょう

変更後の画像です。

次に同じような手順で「注文(order)」を用意しましょう。

「注文(order)」を加えて、各項目の値を変更しました。

Tableを「order」、PKのuniqueidを「order_id」row1~row3までを「user_id」「product_name」「price」とします。

あとは「user」「order」間のリレーションシップ(エンティティ間の関係性)を追加します。

細かい説明は省きますが、これは「user」「order」1対多の関係を示しています。

「user」1人に対して「order」0もしくは複数ある可能性があるため、上記のようなリレーションシップの表記になります。

以上、draw.ioを使った簡単なER図作成を終わりにします。

最後に

今回は、ER図を簡単に作成できるツール「draw.io」の利用方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ツール利用までの準備がほぼなく、素早く使い始めることができるのが最大のメリットだと思います。

また、エクスポート機能もあり、画像やPDFファイルで出力したりもできるので、使い勝手は結構良いかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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